初夏の残像、あるいは真夏の亡霊 / feat.Mai
PARUXU曲詳細
■Credit 楽曲:PARUXU 絵画:まめこ 様 ■Lyrics 大切なものが一つ壊れて消えた。 これが罰だって言うなら、それで良かった。 退屈な空も貴方が歌えば 熱を持つ風が吹く、夏が来る。 汗で髪が張り付いて不快だ。 子供の頃を思い出すのも嫌なんだ。 いつになれば過去を笑って許せるの? 忌々しいほどに晴れた空とあの夏よ。 今、心が映した言葉を正しく伝えられたら。 夕陽の赤と青が混じり合った その境界を何と呼ぶか、私はまだ知らない。 貴方に伝え忘れた事で溢れて、私だけこうして歳を取って 下らない今を生きてるのはどうして? 未だ貴方の形を模して、伸びすぎた髪が風になびいて 視界に誰か揺らいで消えた。 淡い熱が残る。まるで初夏の残像か、あるいは真夏の亡霊みたいだ。 明日を見つめて背筋を張って生きてた。 それが瞼に焼き付いて消えないんだ。 貴方と比較をされ続ける日々が 終わる事に安堵した馬鹿なあの夏よ。 今、どうしても届かない何かの光にこの手伸ばせば きっと両目が焼けて爛れるだろう 心より美しいもの、私はまだ知らない。 貴方に伝えたい言葉が溢れて、私だけこうして息を吸って つまらない恥晒してるのはどうして? 未だ貴方の背中を喪して、伸びすぎた髪が風になびいて 視界に誰か揺らいで消えた。 淡い熱が残る。まるで初夏の残像か、あるいは真夏の亡霊みたいだ。 貴方が遺してくれた物で溢れて、私だけ何にも返せなくて。 もがきながら今を生きてるのはどうして? 未だ貴方を探す子供で、高すぎる空が透きとおる。 『ねぇ、明日もきっと晴れだ。』なんて誰が呟いた? まるで初夏の残像か、あるいは貴方の亡霊みたいだ。 大切なものを額縁に入れた。 これも罰だって言うなら、笑うしかなかった。 快晴の空も私が歌えば 熱を持つ風が散る、夏が征く。





