禍後ノ庭 / 結月ゆかり
憂津なづき曲詳細
憂津なづきと申します。 曲、作りました。 きいてください。 歌 : 結月ゆかり 曲詞動画 : 憂津なづき ( https://x.com/ukitsu_naduki ) 絵 : もんのすけ ( https://x.com/mon_8796 ) ーーーーーーーーーーーーーーーー 昔々、在りし憂世で与え給うた 「いついつ でやる」 指折り数えては からかんらと 廻る風車の様に 嘲笑々と嗤う聲 「疎ましき鼓動を殺せ」 穿たれた掌より覗き見る 寂として意味為さぬ殻 明日は脆く搔き乱れ 「 ———————————— 」 怨み紡ぎ出す 犇めく様に籠を取り囲む影 籠女、加護の庭で宵明くる晩に 天と地が逆さまに落ちて仕舞う 籠女、出遣る筈の稚子孕んだ背の 後ろの正面は誰? 爛れ燻み咳き上ぐ様 挵ら笑う姿を呪う 縫い付けられた朱唇で呻き喘ぐ 苦心に磔の儘 過去は霞み褪せ崩れ怨み積み上げる 蠢く程に籠を取り囲む影 籠女、加護の庭で宵明くる晩に 天と地が逆さまに落ちて仕舞う 籠女、出遣る筈の稚子孕んだ背の 後ろの正面は ダァレ? 望むことも許されぬのなら 愛も、幸も、必要なかった 胎は穢れ落ちた成れの果て 何が残ったの? かごめ かこめ かごの なかの きみは いつ いつ でやる よいあけの ばんに いのち うばわれ すべった うしろの しょうめん だあれ 籠女、禍後の庭で宵明くる晩に 纏と稚は逆さまに落ちて終う 籠女、出遣る筈の稚子孕んだ背の 「ウシロノショウメンハダァレ?」 もう何も護ることなど出来なかった 転て落ちたあの宵の晩に 背中で嗤い続ける聲が離れず悍ましくて この子だけはと伸ばした手では 足掻き生きる事能わずとも 「後ろの正面のお前を怨み、呪い、殺す」





