「八月の花瓶」 feat 初音ミク
しぐれ曲詳細
「八月の花瓶」 壊れた世界で僕は何を思うんだろうか 花瓶を持ったあなたが少し寂しそうだった 明日があるからって君は少し笑った 世界は2人きりなのに少し暖かかった 震えた手に壊れた時計の針が刺さる 崩れたビルは僕たちを笑う 花がまた枯れて散ってくんだ 8月の雪が降ったあの日 僕たちの星は壊れたんだ 君と見た思い出も褪せて 僕たちの記憶が灰になった 僕は花を添えて君と2人きりで空を飛んだ 何もないこの世界で明日を願う意味もないや 銃の音や足の音が今日もまた鳴り止まないや 僕の君で2人きりで幸せな花瓶になった 貴方は元気にしてるかな 声が聞きたいや 最後に伝えられなかった 「愛してる」は僕の中にある 君はどう思ってたかな 風が吹いた気がした 神様に会えるのなら またそばにいさせてください 作詞作曲編曲:しぐれ ミックス:だら 絵:小瀬(piaproより) ------------------------------------------------- 8/10日 「なんで泣いているの?」 そう聞かれて僕は目を覚ました。 見慣れた街の風景、背伸びをしても届かなそうなビル そんな慣れ親しんだ光景は、全て壊されていた_。 僕の眼から見える風景は、崩れたビル、廃れた学校、、考えるのも嫌になる。 今日も飛行機や足音がうるさかった。それに相対して僕たちは不気味なくらい静かだった。 ------------------------------------------------- 8/24日 貴方は今日も花瓶も握りしめていた それは誰かの形見なのだろうか 探る気力もないくらい僕たちは疲れ切っていた 思えば貴方はいつも笑顔だった 花のように綺麗だった そんな貴方が美しく儚く大好きだった 今の貴方も笑顔なのは確かだが、8月の雪が降ったあの日以来、心の底の硝子はちょうどあのビルのように崩れかかっていた。 ------------------------------------------------- 8/25 いくつか思い出話をしてみた。 君と行った遊園地、貴方が好きなクラゲの話... 「君は優しいんだね」 掠れた声でそういった君は途端に泣き出してしまった。 ------------------------------------------------- 8/31日 ある夢を見た、見えてきたのは、空に高く羽ばたき星になったよだかだった。 「僕も貴方と、空を飛びたい」 耳鳴りのように小さい声でそう呟くと 貴方は力強く、僕を抱きしめた 「一緒に、空を飛ぼう」 その、久しぶりに聞いた強い声で僕達は無我夢中で走り出した。 ------------------------------------------------- 9/6日 最後に貴方にたくさんの感謝を伝え、色々な話をした。 あの日そばにいてくれたこと、辛い時も離れないでいてくれたこと。 そんな他愛もない話を最後にした記憶がある。 こんな時間がずっと続けば良いのにと思った。 少し風が吹いた気がした。 飛行機の風ではなく、楽園に向かっていくような涼しく穏やかで、包み込むような優しい風。 まるで、貴方のような___。 貴方に最後に伝えられなかったことがある。 最後の最後に小恥ずかしくて言えなかったこと。 僕はこの手記に留めておこうと思った。 貴方が見つけ出してくれることを信じて。 「貴方を、ずっと、諢帙@縺ヲ繧_____。」 #オリジナル曲 #ボカロ#初音ミク





