夏燦々.feat 初音ミク / シルゾナ
シルゾナSong details
#vocaloid #ボカロ #初音ミク #ミクオリジナル #ボカロオリジナル曲 #dtm #ボカロック #夏うた 燦々と降り注ぐ夏の全ては、一人の少女にとってはあまりにも美しすぎた。 やがて、心の中で「自分だけはこの世界に相応しくない」という思いが静かに育っていった。 そんな少女のお話。 inst音源:https://drive.google.com/drive/folders/1M-TYtc67D0l6d3QmsAdw4sOCHnSS6L8d?usp=drive_link 「夏燦々」(なつさんさん) 作詞・作曲:シルゾナ(Xアカウント:https://x.com/silent_sonata_ ) 歌:初音ミク イラスト:破綻(https://x.com/Hatan_human ) ー歌詞ー 渚、入道雲に蝉時雨 波が打つ遠くまで満ちる青 踊る、光の粒が水の上 どれもがあまりにも美しかったんだ 町を照らす朝日が眩しくて 今日も俯きながら歩いている だけど足元にさえシーグラス 僕だけがまるで貼り付けられたよう 澄んだ空を指差して少年たちは走り出す とてもじゃないけど僕とは混ざり合えないような色をしていたんだ 夏に駆けてゆく空に駆けてゆく 悠々と羽ばたくカモメのようにただ自由に羽を広げてみたかった 夏に溶けてゆく海に溶けてゆく ゆらゆらりと泳ぐ海月のようにただ日々を流れていきたいだけだった そんなことを思っていただけだった バス停、吹く潮風が頬撫でる 夏の記憶はどうも青臭い 僕は記憶の中じゃ風となり 今ではもう錆びついた自転車のよう 澄んだ瞳の少年は陽炎越しに揺れている 少し疲れたなんてさ、到底似合わない色をしていたんだ 夏に駆けてゆく空に駆けてゆく ふわふわと浮かんでいる雲のようにただ風に体を委ねてみたかった 夏に溶けてゆく海に溶けてゆく ころころと浮き弾ける泡のようにただ静かに生きて消えていきたかった そんなことを思っていただけだった 夏に落ちてゆく空に落ちてゆく 雲にもカモメにもなれないままただ水面の青が近づくだけだった 夏に沈んでゆく海に沈んでゆく 泡にも海月にもなれないままただ視界の青が深まるだけだった やがて黒となり僕を包んでいった





