【鏡音リン】 エログロ大好き睦月ちゃん 【鬱曲】
牢獄P曲詳細
いつか、名前で呼んでほしい。こんなにいっぱい迎合したんだから。これまでも、これからも。 [ 歌詞 ] こんなの本当は私の全部じゃないんだ それでもみんなの目の前で 今日は子猫を殺して見せたんだ 生暖かい期待と 自分では手を汚さずに褒め殺して やがて飽きて見放す視線に囲まれて 真夜中 部屋で一人 嘔吐くんだ このまま何もかも吐き尽くせたらいいのに でも明日になれば 作り上げてきた卑屈な笑みを浮かべながら 自分を削っていくのだろう 私ほら 嬉しいとか 悲しいとか思い出せないよ こんなに醜くて卑しくて汚くて小さすぎて だけど いつの日か 私でも 晒しても受け容れられたいな その時は 貼り付けた この嫌な笑みを脱ぎ捨てるんだ ------------------------------ [ お話(表) ] 両親は離再婚を繰り返し、近藤姓となった睦月。 クラスメイトは「コンドーム付き」と揶揄した。 よう、スキンが人並みに絵描いてんじゃねーよ。 どうせ孕まねぇだろう?お前ゴム付きだからさぁ おいゴム、早く給食費払えって先生言ってたぜ。 何度目かの転校の果て、いつか睦月は決心する。 ありもしない属性を自分に与え、道化と化そうと。 ダメージを受けるのは、後付けの、付与した外側。 私の核には、誰にも触れさせはしない。 「はじめまして。近藤睦月ですっ コンドーム付き、じゃないですよ~」 睦月は人気者になった。いや、名物といった方が適当か。 漕ぐのを止めたら直ちに倒れる一輪車にも似た危うさで。 そう、いつか、名前で呼んで欲しい。 誰でも、いいから。 [ 裏 ] それは、やがてできた恋人に睦月が話した自己申告。 多少の揶揄はあったのかもしれない。 性格まで歪むには程遠い、微笑ましい程度には。 恋人の全身に残る火傷その他虐待の痕跡と、 それでも真っ直ぐで誠実な人格品格が、 私可哀想な物語を創造して悦に浸ってきた睦月を、 今度こそ本当に追い詰める。 どうして、救済を必要としている人ほど、他者を救おうとするのだろう? どうして、謝罪されて然るべき人ほど、他者に謝ろうとするのだろう? 私は、醜い。 私は、卑しい。 私は、汚い。 私は、小さい。
![【初音ミク】 生 理 【鬱曲】[ 初出版 ]](https://i.ytimg.com/vi/q5OFeCjI7v0/mqdefault.jpg)




