春空と縹 / 可不
かなしのSong details
お久しぶりです。2作目です。 曲・絵 / じゃがいも https://twitter.com/jagaimo1020 off vocal https://piapro.jp/t/r5kW 逆さに覗いた望遠鏡のように 窓からの景色が遠く思えた 校舎の果てで絵を描いていた 遠くなった夏 あなたの横顔 痛みや涙に終わりがあるなら 思い出もすべてただの言葉だ 真昼の月の淡い白さが 子供のころの日々に似ていた きっと後悔に意味なんてなくて 大人になるのが正しくて それじゃあこの気持ちでさえも偽物だ 言葉じゃ何処にも行けなくて それでもあなたが恋しくて ずっと青空を待っている この日々の終わりにあなたがいて 飛び立つ背中を見上げさよならをした 翼もないのにずっと空を描いている そんな情景も今だって青く消えていく 結局私は特別にはなれないし 普通に生きれるほど強くもなかった 描きかけの絵を置いた こんなものはただの駄作だ それに縋って生きてる私も 本当くだらないよ 喪失だけが救いだった 傷跡を大事に抱えた 背丈が伸びるたび世界が色を失っていく 孤独が心臓を覆って 閉塞感が肌を呑み込んだ まるで空っぽの私だ 苦しさも何もかも描けたなら こんな世界でさえ美しく思えるのかな 大人になったら後悔すら忘れて 人生の全部を誤魔化して笑えてしまうんだろう さよならを人生と呼んで 涙が言葉を攫った じきに桜が咲いて 大人になっていく 放課後のチャイムが鳴って すべてが過去になって それでお終いだなんて本当笑えるよ この日々の終わりにあなたがいて 飛び立つ背中を見上げさよならをした 「翼はないけど何処にだって行けるよ」 そんな綺麗事を口に出した 届かない青さだけ ずっと憶えてる





